「結婚情報サービス」マニュアル

「結婚情報サービス」とは、どんなものなのか、ザックリと知るために、
入会するまでと、入会後の活動について、典型的なサービスの流れを
解説する。

■「結婚情報サービス」の典型的な流れ
  <入会するまで>


【1.情報収集】
「結婚情報サービス」は、店頭に並んでいる類のものではないので、
特別な事情がない限り、どんなブランドがあるのか、またその違いについて
知識がないのがふうつ。

まずは、「くらべて.com」のような複数の結婚情報サービスの情報が
掲載されているレビュー&比較サイトで情報収集する。
新聞・雑誌・ネット等の広告でブランド名を知って直接、特定の結婚情報
サービスのサイトで情報収集をすることもある。

【2.資料請求】
特定の結婚情報サービスのサイトまたは複数社の結婚情報サービス
一括資料請求サイト
に住所・氏名・電話番号等を入力して資料請求をする。

結婚情報サービスの会員に、希望の条件を満たしたお相手がいることを
確認するために「お試し検索」「無料相性診断」等のサービスを提供している
ところもある。ただ、「お試し検索」「無料相性診断」等で得られる会員
情報などは、通常、サービスを受けようとする方にとって、とても満足できる
類のものではない。資料請求へのきっかけに過ぎない。

【3.コンタクト】
通常、資料請求者が資料を請求した結婚情報サービスにコンタクトをとる
よりも早く、結婚情報サービスからメールや電話で連絡がくる。
請求した資料が届くよりも先にメールや電話で連絡がくることもある。

一括資料請求サイトで複数社の資料請求をすると複数社からのアプローチ
を同時に受けることになる。入会可能性のあるところのみ資料請求するよう
にしたほうがいいだろう。

【4.サロンを予約】
資料請求後の次のステップは、希望するサロンや支店でサービスの詳細を
確認する説明会。

大手であれば無理に入会させるようなことはないが、中小結婚相談所サロン
での強引な入会要請には気をつけよう。気が弱い人であれば、入会に必要
な書類をサロン到着後すぐには提出しないなどして、雰囲気や流れで、入会
しないように。

【5.入会手続き】
サロンで詳しい説明を受けた後、気に入ったら入会手続きをする。

「入会申込書」「入会届け」といったタイトルの申込書にサインしたら
契約成立となる。

「独身証明書など入会に必要な書類を提出した上で、入会時に必要な
費用を指定口座に入金すると正式な入会となる。」などと説明しつつ
とにかく契約書である申込書にサインさせる担当者もいる。
入会や申込書の提出を焦る必要はないので、サインするかどうかは慎重に
判断したほうがいい。
必要書類を提出しなくても、入会に必要な費用を入金しなくても、また
ハンコを押さなくても、サイン(署名)すれば契約成立となるので注意。


■「結婚情報サービス」の典型的な流れ
  <入会した後>


悪徳 結婚相談所では、入会時に必要な費用を入金した後、何もせず放置
というところもあるそうだ。
それは極端な例としても、結婚情報サービスによっては、動きのニブい
ところもある。申込みのときに、【お問い合わせ窓口連絡先・窓口担当者名
・次のアクション(活動方法)】を聞いておいたほうがいいだろう。

【A.お見合い相手を探す】
入会後の活動の最初のステップは、一言でいうと、「お見合い相手を探す
活動」。入会した結婚情報サービスが提供する様々なメディアや手段を使い
お見合い相手を探す。

今どきのほとんどの結婚情報サービスは、インターネットで理想とする
お相手を検索できるサービスを用意している。また、入会者ひとりひとりに
インターネットでの活動の入り口となる「マイページ」を提供している
ところも多い。

主体的にインターネットでお相手検索をしてお見合い相手を探すか、
受動的にインターネットを通じて担当者やシステムが推薦するお相手と
のお見合いを受けるか、いずれにしても、ネットを通じて、アクション
を起こすケースが多いだろう。

【B.お見合いを申し込む】
「お見合い相手を探す活動」の次は、探した相手に「お見合いを申し込む」
ことになる。逆に、異性の会員からお見合いを申し込まれる可能性もある。
ただし、残念ながら意外に結婚情報サービスの会員のアクティブ率は低い
もの。自ら行動しなければ、お見合いの申込みを受けることは少ないと
思っておいていいだろう。

お見合いを申し込んだり、申し込まれたりする他に、結婚情報サービスが
提供するサービスに、「お見合いパーティーへの参加」や「会報誌」など
がある場合も。
イレギュラーなケースだが、お見合い相手を探すきっかけが違うだけで
お見合いパーティーや会報誌でお相手候補を見つけた場合も、お見合いを
申し込む必要がある。

【C.お見合い】
入会した結婚情報サービスによって、担当者の介入あり/なしやお見合い
をするスペース、費用のある/なし、などの違いはあるが、最後のステップ
として「お見合い」をする。

お見合いの後で、相互に、相手が気に入れば交際成立。いよいよ、お付き合い
がはじまる。

お見合いをした当人のどちらか一方が、気に入らなければ、交際不成立。
また、「お見合い相手を探す」ステップからやり直す。
この【A】~【C】を交際成立まで繰り返す。


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