■フラッシュトーカーズEP-9900J (NHC株式会社)
(2004.6.3公開-2007.9.22更新)


NHC株式会社は倒産。直販サイトは閉鎖。
[機器紹介]
液晶ディスプレイのついた、名刺サイズ大の携帯に便利なリスニング専用機器。
開発・販売は、新聞や雑誌の通販広告でおなじみのリスニング専用機器「マジックトーカーズ」を手がけているNHC。
同時発売で、EP-9900Jと搭載コンテンツは同じで、録音機能をなくし、その分、FMトランスミッターを内蔵した製品(EP-7700J)もある。

ICメモリに日常英会話や海外旅行英会話などが収録されており、好きなところを繰り返しリスニング学習できる。液晶ディスプレイには、今まさに聞いている音声がテキストで表示されているので、慣れないうちは内容を文字で確認しながら学習ができる。

細かい違いはいろいろあるが、リスニング機器としてのメインの製品仕様はロングセラーの「マジックトーカーズ」とほぼ同じ。
大型液晶画面やワンボタン簡単操作、音声とシンクロした液晶表示、など人気の機能はそのまま。

「マジックトーカーズ」との大きな違いは、搭載コンテンツ。
「マジックトーカーズ」が出典不明の各種コンテンツを搭載していたのに対して、「フラッシュトーカーズ」は、英語学習者にはお馴染みの書籍「英会話110番」(旺文社刊)シリーズの日常英会話と海外旅行英会話のコンテンツを搭載している。加えて、日本人著者によるビジネス英会話のコンテンツも搭載。
搭載コンテンツは、非常に信頼のおけるものになっている。
そして、フラッシュトーカーズを購入すると、搭載コンテンツの出典元となる書籍がそのまま付いてくる。学習時に重宝する。

筐体デザインのメタリック調はNHCのお得意。文句なくかっこいい。やや男性的なデザインと言える。
ちなみに、同時発売のEP-7700Jは白を基調とした、やや女性的なデザインになっている。

・価格 :\ 31,290(税込)
・ホームページ
NHCのホームページ


 [ Review ]

1.
ネットで申し込むと宅配で送られてくる。

これがフラッシュトーカーズEP-9900Jのパッケージ。
もちろん、NHC製品のパッケージは、直販製品だろうが白パケなんてことはない。

パッケージは、マジックトーカーズのシリーズと比べると日本人好みのデザインになっているようだ。
2.
ジャンジャジーン。
箱を開けて、取扱説明書などをどけると…

すぐに本体登場!
かっちょいー!
3.
パッケージの内容を並べてみた。

上の段は左から、ACアダプタと本体(共に入っている白ケースを台にしている)。一番右は、取扱説明書。

下の段は左から、書籍「英会話110番[日常生活編]」、書籍「英会話110番[海外旅行編]」、テキスト「be208」、キャリングポーチ。そして、ユーザーハガキの上に、ストラップとイヤホンと電池が置いてある。
4.
いよいよ、本体に注目っ!

メタリックのテカリがまぶしぃ~。
ぴかぴかのスチール素材と、ほどよい重さからくる質感が最高っ。
本体の上には、ボリュームボタンや液晶ディスプレイの明るさ調整や録音ボタンなどが並ぶ。
ちなみに、本体の下には、スマートメディアカードを差し込むスロットがある。
5.
スイッチオン!

液晶ディスプレイに「Flash Talker's」のロゴが一瞬表示された後に、「英会話」と「SMCカード」を選択するメニューが出現(写真)。
スマートメディアカード(SMC)が本体に差し込まれている場合には、このメニューから、スマートメディア内のコンテンツを利用できるようだ。

今はSMCはないので、「英会話」を選択。
6.
学習するコンテンツを選択する画面になった。(写真)

液晶ディスプレイに表示されているのは、左から順に、「日常生活編」「海外旅行編」「be208」「再生」のアイコン。
本体右にある矢印キーで選ぶ。

とりあえず、「日常生活編」をクリック!
7.
「日常生活編」の章立てが表示される。(画面)

第一章からスタート。
8.
第一章の最初のダイアローグが画面に表示。
同時にイヤホンからは、音声が流れてくる。

もちろん、章立てや画面に表示される英文は、書籍と同じ。
自宅で書籍を使いながら学習するときは、気になったポイントなどを、書籍の余白に書き込んだり…。
効率的に学習できそう。