まもるのヘロヘロ日記
第17回
1月23日(土)
始発を乗り継いで帰宅。眠い。アラームを11時にセットしてソッコーで寝た。
1回まばたきをすると、もう11時だった、もう1度まばたきをすると12時だった。
もう一度…電話の音で起きた。広告代理店の人だった。メシもとりあえず、会社に向かった。
電車の中で、自宅にfaxで送られてきていたバンドルビデオの台本にアカを入れる。
表紙の部分に「最終稿」とか書いてあったような気がしたが、無視してアカをバンバンいれた。
こんなにあわてているのは、日曜にタレントさんの撮影が控えているから。
代理店の人も、ムチャなスケジュールを立てなさる。
会社でも継続して、原稿チェック。不備のあるところは書き直す。
次に撮影用の素材を作る。これが結構かかるんだわ。深夜まで続く。
1月24日(日)
朝の10時から中野のスタジオでバンドルビデオの撮影。
もうヘロヘロだったが、なんとか時間までには、たどりつくことが出来た。
電車を待つホームで、「あと、1歩、踏み出すと楽になるぞ」悪魔くんが囁いた。
撮影は、順調に進んだ。今回のビデオはセリフがかなりあるものだったので、
夜遅くまで覚悟していたが、ボクのが選んだタレントさんは、セリフ覚え抜群。
うぅ。よかった、よかった。かわいい娘だし、性格もよさそうだし。
「クライントメリット」という言葉が頭をかすめた。
1月25日(月)
疲れた。もうやってらんないよぉ。
心身共にボロボロです。胃(というか腸というか)がシクシク痛くってたまらない。
1日と言わず、半日、体を横にしたい。
1度に処理するのは、3つくらいにしたい。
終電間際に誰もいなくなったフロア。会社の人は誰もいない。
ビデオの撮影を制作会社の人にまかせつつ、一人、明日のビデオ撮影の素材を作っている自分。
泣きそうになった。
制作会社の人が、帰り際に、ボクの仕事を手伝ってくれると言ってくれた時には、
涙がこぼれそうになった。
家に帰って、部屋で泣いた。
1月26日(火)
バンドルビデオの中絵の撮影の2日目。
昨夜、居残りで作った画像を社内ミーティングルームにて、収録。
収録に立ち会いつつ、ビデオのパッケージと、その他の販促物の色校をチェックする。
間髪おかずに、中目黒の制作会社にて、
プロモーションビデオの編集の立ち会い。
移動のタクシーの中で仮眠。
もうすぐ0時かという頃、編集スタジオ内で夜食をとってもらう。
今日はじめて、食べものにありつける。
忙しい時って、食事の時間がないからイヤ。
0時過ぎ。やっと帰宅。
終電もなくなっていたので、会社の近くのホテルに泊まる。
マクラが違うと寝付けないのになぁ…
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