■リンガマスターLM-C330 (リンガマスター)
(2003公開-2007.9.22更新)


[機器紹介]
現在は販売中止。
リモコンからのワンボタン操作で、聞いている英語を(A)ネイティブスピード、(B)スロースピード、(C)日本語訳、(D)オプション[ふつう、解説もしくは倍速スピード]の4モードに切り替えることができるリスニング専用機器。
本体は、大きさもカタチもポータブルCDプレイヤーと変わらない。もちろん、ふつうの音楽CDも再生できる。
リモコンを使って語学学習に適した4モードのワンボタン再生をするには、リンガマスターに対応した専用の英語教材CDを再生する必要がある。リンガマスターに対応したCDは、アルク、ジャパンタイムズ、旺文社をはじめ、英語系出版社から発売されている。

リンガマスターは、本体にICメモリを搭載しており、再生をしながら常にその部分に対応した(A)ネイティブスピード、(B)スロースピード、(C)日本語訳、(D)オプション[ふつう、解説もしくは倍速スピード]の4モード分のデータをメモリに記憶している。だから、ワンボタンで瞬時にモードを切り替えての再生ができる。

この4モード再生と同じく、リンガマスターの特長となっているのが、語学学習用に最適化された操作性。
聞き逃した箇所をワンポタンでリピートする機能や変速スピード再生機能、AB間リピート機能など、語学学習では頻繁に使う機能を、液晶ディスプレイ付のリモコンにより、少ないステップで可能にしている。

・価格 :\ 39,800


 [ Review ]

1.
パッケージもロゴもどこかソニーちっく。
2.
CDプレイヤーの箱には、(写真下を左から)イヤホン、本体、リモコン、ACアダプタ、(写真上を左から)専用布袋、説明CD、マニュアル、充電池と、ユーザー登録ハガキが入っている。
3.
早速、本体にイヤホンとリモコンを接続して説明CD(本体同梱)を聞いてみる。
説明CDはチュートリアル形式になっていて、説明を聞きながらリモコン操作を実際にやって使い方をおぼえることができる。
4.
これがリモコンのアップ。
上部の円形に配置された6つのボタンは(A)(B)(C)(D)の4モード切替のボタンと(リピート)(1つ前へ)のボタン。
5.
使い方を一通り覚えたら、リンガマスター対応の専用CD(本体とは別売)で、学習スタート。

音声モードの切替やフレーズのリピート、頭出しも瞬時にできる。快適に使える。
6.
今月号(2003年3月号)の「English Journal」(アルク刊)のCDはリンガマスター対応だったので、聞いてみた。
リスニングのメインの部分は全てリンガマスター方式で再生された。

※「English Journal」は、2003年4月号より対応範囲が変更になっています。リンガマスター対応かどうかは書籍ご購入前にご確認ください。