●1丁目1番地●

まもるの叫び


「あなたを信じていいですか?」


日曜の午後。公園のペンチ。
「高いたかぁーい。」
キャッキャする子供。

早朝。出勤前。
「サラダも食べないと体に悪いわよ」

こいつら、何のために?
そんなことしてどんなメリットが?
いきなり手を離すかもしれないぞ?
どうして信用できる?

親だからって、恋人だからって、親友だからって
自分のために少しでも動いてくれるとこはフツーぢゃないよ
信用しすぎちゃいけないよ。
平静を装いつつも、用心しよう。
いつ手を離されてもいいように。

「上へ」


「続けていこう」なんて考えたら終わりだよ。
継続を考えた時点で、もうつまらないものになってるさ
常に全力、常に上へ。
毎回毎回が凝縮されていなくっちゃ。
「賢く」なんて、幻想だよ。
カッコよくなんてなくたっていいんだ
ドロ臭くっても、自分らしさを出していれば

魂の入ったものって伝わるものだから。
「ぐれしぴ」も常に未来へ


「白いシャツはラッキー」


壁にぶちあたりもがく
ひとりもがく

普遍的な解決方法を求めて悩む
そういえば、この間は、あーやって抜け出したよな
こんな時は決まって、こうするんだよ
そんなものないのに

この間、白いシャツを着た時は、かわいい娘に出会えたよ
その前に着た時は、パスタの美味しい店を見つけた

どこが違うのだろう


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